ともさんの日常(ティータイム)。

旅をする多趣味なオタクです。たまに難しい話をしたり、旅の報告とかやります。

"スマート"を再考する。~iPhone12miniを買いました~

おばんです。最近大きなプロジェクトを動かすことになったり、実はせかせかと働いていたりして人生史上3番目くらいに忙しいともさんです。

 

最近ぼちぼちしゃべってますが、iPhone12miniを買いました。

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(迫真)

 

ともさんと言えば、基本的にandroid信者で有名(?)、iPhoneにヘイトを垂れ流すことも少なくはありません。そんな私がどうしてiPhoneを買ったのか。それは、これが近年では珍しく私にとって「スマート」な携帯電話であったからです。

 

出来ることが多いことは"スマート"なのか?

近年のスマホといえば、電子書籍にネットフリックス、高画質なゲームと取り扱うコンテンツも大幅に増えました。それに伴って画面も大型化して行きました。(iPhone5と12ProMaxの比較写真とかがたぶんあると思うので、ググってみてください。)

しかし、手腕の大きい欧米人であればともかく、画面が大きくなることは、片手で持ちにくくなり、ポケットに入りづらくなり、重さで手が疲れやすくなることを意味します。

その一つの解決法が、最近出てきている折り畳みスマホです。新しい技術という文脈で考えたときには非常にワクワクします。が、スマホに大きな画面を求めることが前提になっているのは違いありません。また、重さの問題は解決できていません。

私の場合では、大型な画面のデバイスとしてはiPadがあります。肌身離さず持ち運ぶデバイスが大きく、重い必要は全くないのです。そもそも、どれだけ画面が大きくなろうとスマホスマホです。映像作品などを観ることに適しているとは、私は思いません。そもそもスマホでは無理なものを、一応出来るようにしなくても良いのではないか、という考えです。そのために犠牲になったものが軽さだったり価格だったりするわけですから。

 

そういった文脈から、「スマート」であることを今一度考えると、私の場合それは「使いやすい大きさであること」であり、近年はGalaxyのコンパクトモデルを買うなど、小型志向でした。しかし現実に発売されるデバイスはどんどん大きくなってゆく...そんな中舞い降りたのが、iPhone12miniだったのです。

 

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美しい"仙台グリーン"も購入の決め手

おかえり、"スマート"フォン

実際に使ってみました。めちゃくちゃ軽いです。永遠に持っていても手がつかれなさそうです。非常にしっくり来ます。そして懐かしい感じ。

中学生のころ、出始めのころのXperiaプリペイドSIMカードで遊んでいたのを思い出しました。あのXperiaはこれくらいの大きさだったような気がします。(唐突な自分語り)

この類の懐かしいようなわくわくは久しぶりです。最新のiPhoneなのでもちろんレスポンスは最上級ではあるものの、なんらすごい新機能があるというわけではありません。

しかし、きっと満足して使っていくのだろうという謎の確信があります。

 

スマートフォンとは、究極的には人の生活を便利にするものです。人々にとって、ゲーム機であり、映画館であり、と使われ方は変わって行きますがエンタメ機能は二の次で良いはずだと、私は考えます。(エンタメに主眼を置くべきという意見も否定はしません)

少なくとも、近年のどのメーカーもエンタメ全振りみたいな状況を考えると、エンタメ機能を度外視で考えられたスマートフォンがあっても良いはずです。それが本来の目的なのならば。それがiPhone12miniなのです。

 

2007年、iPhoneを発表したSteve Jobs氏が壇上で語った言葉、「携帯電話を再設計する」をふと思い出した。そう、Appleは、2020年にもう一度スマートフォンを再設計したのです。

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