福岡で光ったキセキ
まず始めに、一連の大雨で被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。
失礼な、不謹慎な表現があるかも知れません。稚拙な文ですがそれでもぜひお読みください。
6月、埼玉から始まり、7月7日。七夕という日にマリンメッセ福岡で始まったAqours 3rd LoveLive Tour WONDERFUL STORIES福岡公演。
埼玉公演は現地に参加したものの、大阪公演に参加できなかった私はLVながら参加したいと思いとても楽しみにしていました。
前日には福岡にも大雨特別警報が発表され、開催そのものも危ぶまれた公演であったものの、無事に開催されました。
中には交通機関の乱れにより、チケットが手元にあるにも関わらず公演に参加することが叶わなかった人もいました。私はそのような人がいる中、得ることができた貴重な機会を楽しもうと全力でLVに臨みました。
HAPPY PARTY TRAINが福岡に乗り入れたことや、まさかのキセキヒカル披露にホップ・ステップ・ワーイ披露。Saint Snowは函館ぶりにDROPOUT!?を披露、そして勇君とWS合唱。内容の事についてはもっと上手に書いて下さる方がわんさかいらっしゃると思いますのでこの程度にしておきますがそれはそれは史上最高のライブでした。いつも言ってるんですけどね。
いつも史上最高と言わせることが出来るのがラブライブ!の凄い所なのだと思います。
降旗さんの涙と「ありがとう」が印象的でした。それは、おそらく「黒澤ルビィ」としてではなく、彼女自身の気持ち、涙だったのでしょう。それは黒澤ルビィであるがゆえのプレッシャー、嫌な思い、色々なものを乗り越える勇気があったからこそできたこと。
そして他のメンバーもそれぞれ、キャストとしての自分で彼女の感謝を受け入れたのではないのかなと思っています。彼女がメンバーのところを回る間、ずっとタオルを手に傍で見守った小林さん。最後にその小林さんと抱き合うシーンには一言では語れないものを感じました。
もう一回聞こう
— 降幡 愛 (@furihata_ai) 2018年7月8日
みんな、ルビィのこと好き? https://t.co/2sXZBItiHf
あの一幕があったからこそ、彼女はこれから本当の意味で黒澤ルビィとして輝けるのかな、と思っています。
TOHOシネマズ仙台のライブビューイングに参加しましたが、とても温かい会場でした。AqoursWAVEを仙台でも企画してくれた方が居て、みんながそれを受け入れ、自然と一体感が生まれました。
終わった後には自然と挨拶が聞こえてくるような会場でした、現地には行きたかったけれどここで見れてよかったと思うし、仙台のファンミが今から待ち遠しいです。
TOHOの企画も神だったしとてもあったかかったし、ありがとうございました
— ともさん@安室の男 (@Traveloveliver) 2018年7月7日
感動としては現地に勝るものはないけれど、会場としてはやっぱり仙台の雰囲気が一番すき
止まない雨はない
諦めないことが 夢への手がかりだと 今だから言ってもいいかな
言いたいね
迷いに揺れる心 それでも前を向いて
止まない雨はないと 走って来たよ 見上げれば熱い太陽
(キセキヒカル/Aqours)
止まない雨はないことは当たり前です。しかし、いつ止むかというのはなかなか思い通りに行くものではありません。
2日目の公演が終わり、会場を出たフォロワーのツイートで福岡の上に星空が広がったことを知りました。今回の大雨では大きな被害が出たこともあり、あまりこういうことを言うべきではないのかも知れないとは思いつつも偶然とは思えませんでした。
前記の通り交通機関の乱れによってチケットを手に入れながらもどう頑張っても会場に行く事が叶わなかった人たちが居た一方、いま出来る最善を尽くし、なんとか会場に辿り着こうとしていた人たちも居ました。
新幹線では辿り着けないある人は出費を厭わず新幹線を途中で降りて飛行機に変更し、飛行機の空席がないある人は韓国を経由しました。ある人は同郷のもので集まり車に乗って、このアクシデントをも楽しむかのように会場へ向かいました。
運営の皆さんはAqoursの輝きを届けることと観客の安全を天秤にかけ、最後の最後まで開催するかどうか悩み、決めかねたかと思います。
この3rd福岡公演、公演自体もそうですが、公演が行われるまでにも様々なドラマがあった。私はそう思います。
そうまでしてでもAqoursのライブを見たい。というファンの想い。そしてその想いのさらに上を行くAqoursのパフォーマンス。
その想いが、輝きが福岡の空を再び光る星で埋めたのではないかなと思えてならないのです。七夕が晴れなかったわけですし、代わりにそれくらいのキセキが起きてもおかしくないと思うんです。
最後になりますが、このライブツアーを成功に導いてくれたAqoursとスタッフの皆さん、そして大雨の降りしきる中会場に足を運び光の海を作った皆さん、この記事を読んでくださったそこのあなたに感謝を申し上げて結びとさせて頂きます。ありがとうございました。